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岡山の気候とシロアリ特徴

晴れの国岡山と呼ばれる岡山県は穏やかな気候で住みやすい環境だ。台風やその影響による風雨も、これら周囲の山々で弱められることが多い。温暖で穏やかな気候から、岡山の桃は有名だ。岡山県の南部で雪が降るの事は少ない。住みやすい環境といえば、シロアリの発生にも注意が必要だ。シロアリが好む木材とはどんなものか？一般にシロアリは硬い木材より柔らかい木材材を好む。心材より辺材、晩材より早材、広葉樹より針葉樹を好む傾向にある。これは材に含まれる化学成分と材の硬さに関係がある。樹種別に見みると、アカマツ、クロマツ、エゾマツ、カラマツ、ラジア―タマツ、スプルース、ベイマツを好み、ヒノキ、アオモリヒバ、イヌマキ、ベイヒバ、アピトン、チークなどはシロアリに対して抵抗性が高いとされている。だが、抵抗性が高い樹種であっても辺材部分は多少なりと食害を受ける。

岡山のシロアリ対策

アメリカカンザイシロアリやダイコクシロアリなどの乾材シロアリは、建物のどの部位に生息するかわからない。柱や土台だけでなく、障子の桟、羽目板、タンス類、装飾品、畳など様々な場所に住みつき、しかもそれらに接するものは木材以外でも加害される。羽アリは１年中飛び、営巣率はヤマトシロアリなど土壌性シロアリと比べ高く、隣近所から飛んできていきなり木材に入り込む。乾材シロアリ地域では、侵入を阻止するのは不可能だ。長野のシロアリ駆除にもあるように木材の外壁やデッキは禁物。各階の天井裏から床下まで点検可能にする工夫も必要。容易に天井の部材に手が届くような工夫をしたり、柱も露出型かまたは内壁材の取り外しや補修が容易な構造が好ましい。